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青汁は妊婦にとって危険?

公開日:2016年9月1日


一日に必要な栄養素を凝縮した栄養サプリメントの「青汁」。普段の健康管理には積極的に摂取したいサプリメントですが、妊婦の方が飲む場合には、青汁に含まれている成分について不安を感じる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?成分によっては妊婦にとって危険な成分が含まれている可能性も心配されます。

今回は「妊婦が青汁を飲んでも大丈夫?」という疑問について妊娠中に必要な栄養素と注意点と一緒にご紹介します。

青汁にはどんな栄養成分が入っているの?

青汁は、大麦若葉やケールやモロヘイヤなどの緑黄色野菜の搾り汁を主成分とした飲み物です。水や牛乳などに溶かして飲む>粉末タイプのものや、ゼリー状のもの、そのまま飲む液体タイプのものなど様々な種類があります。中には薬のように服用する錠剤タイプのものもあり、人によって自分にあった飲み方が出来る様になっています。

青汁の主な成分

食物繊維

大麦若葉をはじめとした緑黄色野菜には豊富な「食物繊維」が含まれています。腸内の善玉菌を増加させると共に悪玉菌を減少させる効果があるため、便秘解消やコレステロール値の上昇を抑えてくれる働きがあります。特に大麦若葉に含まれている食物繊維の量は野菜の中でもトップクラスで、100gあたり約45gの食物繊維が含まれています。

食物繊維が豊富で有名なごぼうでさえ5.7mgの服用量なので、いかに大麦若葉に多くの食物繊維が含まれているかがわかります。成人が必要な食物繊維摂取量は25gといわれていますが、青汁を一杯飲めばそれだけで一日に必要な食物繊維を摂取できるのです。

カルシウム

カルシウムは、骨は勿論のこと血液や神経組織を生成するために必要不可欠な栄養素です。カルシウムと聞くと牛乳やチーズなどの乳製品に多く含まれているイメージがありますが、大麦若葉には100gに40㎎と牛乳の三倍以上のカルシウムが含まれています。

葉酸

鉄分と同じく血液の生成には欠かせない栄養素で、葉酸が不足すると悪性貧血を起こしてしまう危険があります。主にレバーや緑黄色野菜や果物から摂取することができますが、原料産地が日本である青汁にはほとんど葉酸が含まれています。購入前に栄養成分の確認をおススメします。

ビタミンやミネラル

大麦若葉をはじめとした緑黄色野菜には、身体づくりに欠かす事のできないビタミンと、身体の健康を保つために必要なミネラルが豊富に含まれています。青汁の生産会社によって原料は様々ですが、大体の青汁にはこれらの栄養成分が含まれています。

妊婦が積極的にとりたい栄養素


妊婦の身体が必要としている栄養素とは一体どんなものがあるのでしょうか?妊婦が積極的に摂りたい栄養素をご紹介します。

葉酸

血液生成に欠かせない葉酸ですが、妊婦が最も欠かす事の出来ない栄養素と言っても過言ではありません。母体の血液の生成や赤ちゃんの発育を助ける大切な栄養素です。妊娠初期に葉酸を適量(1mg/1日)摂取することで、脊髄や脳の発達異常である神経管閉鎖障害のリスクを減らす事が出来ます。

カルシウム

赤ちゃんの骨や歯の形成は勿論、血液や神経組織を作るために必要不可欠な栄養素です。カルシウムを欠乏してしまうと、赤ちゃんだけでなく母体の歯や骨まで弱くなってしまうので、特に妊娠中は積極的に摂取するべき栄養素です。

食物繊維

ホルモンの栄養や運動不足やつわり、更に腸が圧迫される事によって妊娠中は特に便秘になりやすい期間です。便秘を緩和するためにも積極的に食物繊維を摂取することが大切です。

鉄分

妊娠中は胎児への循環血液量が増加するため大変貧血になりやすく、非妊時の時と比べて3倍以上の鉄分を要します。胎児の発育と母体の健康維持の為にも積極的に摂取しなければならない大切な栄養素です。

妊娠中は青汁を摂取した方が良い

妊婦が必要としている栄養素と青汁に含まれている栄養素を見てみると、青汁が如何に妊娠中に大変効果的なサプリメントであるかがわかります。胎児の発育に欠かす事の出来ない葉酸とカルシウムと鉄分などのミネラル、便秘解消に必要な食物繊維が青汁には豊富に含まれています。

妊娠中の食生活で気を付けるポイントとして「野菜を豊富に摂取する事」と「低カロリーの食事を心がけること」があります。青汁には1日に必要な野菜が凝縮されていて、ダイエットに大変効果的というくらい低カロリーなのです。つわりによって十分に栄養が摂取できない方にも最適な飲み物です。必要なものを調べていくと、妊婦にとって青汁は自身の健康と胎児の発育を助けるために大変効果的な飲み物なのです。

青汁を飲む際の注意点

妊婦にとってメリットがありますが、摂取するにあたっての注意点もいくつかご紹介します。

葉酸の過剰摂取に注意

青汁には豊富な葉酸が含まれていますが、摂り過ぎには注意が必要です。1日1mgの摂取量を越えない様に、購入する前にあらかじめ青汁に含まれている葉酸の様を調べておきましょう。商品によって全く含まれていなかったり普通の倍以上の葉酸が含まれていることがあります(国産原材料・国内加工された青汁には必ず葉酸が含まれています)。

糖質が少ない青汁を選ぶ

妊娠中に糖質を多く摂取すると「妊娠糖尿病」を招く危険性があります。飲みやすさを重視した青汁にはブドウ糖や果糖が使用されたものがあるので、なるべく糖質が含まれていない青汁を選びましょう。

食品添加物や農薬が使用されていないものを選ぶ

胎児への影響を考えて、なるべく合成保存料や人工甘味料を使用した青汁は避けましょう。食品添加物が使用されていないか青汁のパッケージを確認することをおススメしますが、表記されていない場合は製品のメーカーに問い合わせてみましょう。

カフェインが含まれているものは避ける

青汁に緑茶や抹茶などのカフェインが含まれているものを使用している青汁は避けましょう。カフェインは胎盤を通じて胎児に送られてしまうため、胎児の健康の為に極力カフェインの摂取は避ける様に気を付けてください。

どんなに健康に良いサプリメントと言っても過度な摂取は禁物です。妊婦の方だけに限らず、青汁は一日の適切量を守って摂取してください。

妊婦の方におススメの青汁レシピ


妊娠中は食事制限など何かとストレスがたまりやすい期間です。美味しく楽しく摂取するために妊娠中におススメの青汁レシピをご紹介します。

「栄養たっぷり青汁ミルク」

材料
きなこ…おおさじ1杯
ヨーグルト(無糖)
青汁粉末…3~5g程
バナナ…1本

これらの材料をミキサーにかけてコップに注いで出来上がりです。豊富な葉酸と食物繊維とカリウムを摂取することができます。具だくさんの味噌汁に粉末青汁を混ぜるだけでも更に豊富な栄養素を摂取することが出来ます。積極的に摂取したい主菜・副菜・豆類との相性が良いので、飲みにくいという方は青汁粉末をかけて食べることをおススメします(他にもオススメのレシピを青汁レシピで紹介しています)。

結論として、妊婦は青汁を飲んでも大きな問題はありません。適切な量を守れば、不足しがちな栄養を補うにはもってこいのサプリメントです。気になる方は主治医に相談をしてから摂取することをおススメします。